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岡山国際オープンイノベーションセンター
​Okayama International Open Innovation Center

OIOIC

Fraunhofer FEP の世界最先端技術などを提供する

国際的なオープンイノベーション型ビジネス創出拠点

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Innovation Hills

イノベーションヒルズは、有機ELやコーティング技術などの分野を専門とするFraunhofer FEPの日本代表である株式会社サーフテックトランスナショナルと提携し、西日本初となるFraunhofer FEPの展示スペース(2022年5月オープン予定)を設置するオープンイノベーションセンターをイノベーションヒルズ内に構築しました。Fraunhofer FEPからの技術移転や産学連携プロジェクトなどで実績を積み上げながら、スタートアップや中小企業もFraunhofer FEPの技術にアクセスできるようになる環境を今後構築していきます。

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欧州最大の研究機関

フラウンホーファー研究機構

 

欧州、特にドイツやオランダを中心に、中小企業を中心とした製造業に技術を提供するために、国策として設立された研究機関が大きな成果を出しつつあり、産業の発展に重要な役割を果たしています。その中でも欧州最大の応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構は、民間企業や公共機関向け、また社会全体の利益を目的として、実用的な応用研究を行っています。ドイツ各地約70カ所に研究所を構え、およそ25,000名のスタッフが活動しています。Fraunhofer FEPはそのうちの1つの研究所で、Fraunhofer FEPは表面処理技術や有機エレクトロニクスや薄膜技術などを中心に世界をリードする研究開発拠点です。

Fraunhofer研究機構について

Fraunhofer FEP による技術開発の底上げ

フラウンホーファーでは実用化の一歩手前もしくは既に実用化レベルまで技術をブラッシュアップしているものが多く、小型化やプロダクトデザイン、事業モデルの構築を行うことで素早く事業化することが可能です。また、小ロット製造用のパイロットプラントも持っているため、試作品の製造もスピーディーに行うことを可能としています。

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Open Innovation Labo は、Fraunhofer FEPの日本代表である㈱サーフテックトランスナショナルと連携してFraunhofer FEP の技術や開発環境など様々なリソースにダイレクト/リモートにアクセスすることを可能にし、産学官連携でプロジェクトを立ち上げていく日本初の拠点です。フラウンホーファーFEPの技術などの紹介、専門家の紹介、フィージビリティスタディの申請、プロジェクト立ち上げ、展示場、商談窓口など、㈱サーフテックトランスナショナルと連携した初のオープンイノベーション促進拠点として様々な可能性を追求していきます。

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Open Innovation Labo

Fraunhofer FEP の提供する世界最先端技術に

イノベーションヒルズからアクセスする

ものづくりにおける企業や行政などの顧客のアイデアを世界最先端の技術で実現するために必要なすべての環境を持っているのがFraunhofer研究機構であり、FEPはそのうちの1つの研究開発拠点です。Fraunhofer FEP は、顧客の依頼に基づいての保有コア技術を用いた研究開発、キーコンポーネント(装置)の販売、パイロット生産、保有または開発成果としての技術の移転とライセンス供与などです。他のフラウンホーファー研究所と同様に、これらを実施するために、生産も可能な多数の大型設備を備えています。これらは研究所の長期ビジョンに基づいて国が無償で提供している最先端の装置であり、常に更新もされています。企業はこれを有償で借用してサンプル試作やパイロット生産をすることが可能で、特に中小企業のリスクを低減してくれます。なかでも「キーコンポーネント」と呼ばれる装置や設備などを提供できることがFraunhofer FEPの大きな特徴であり、強みとなっています。Open Innovation Labo では、日本にいながらもFraunhofer FEPの技術リソースにアクセスできるようにすることで、国内企業の製品開発の技術的な底上げを実現するための環境を提供します。

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Fraunhofer FEP のコア技術へのアクセス

Fraunhofer FEPはハードウエアを伴ったコア技術の販売や、コア技術に関連した新技術やその様々な応用商品の受託開発を進めています。Open Innovation Labo では、これらのコア技術にアクセスし、応用していくことを実現していきます。

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電子ビーム技術
 

  • 溶解、接合、微細加工

  • 蒸着

  • 殺菌(大気中)

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大面積プラズマ活性化成膜技術
 

  • プラズマ活性化蒸着

  • ​アークプラズマCVD

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電子ビーム技術
 

  • 溶解、接合、微細加工

  • 蒸着

  • 殺菌(大気中)

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電子ビーム技術
 

  • 溶解、接合、微細加工

  • 蒸着

  • 殺菌(大気中)

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電子ビーム技術
 

  • 溶解、接合、微細加工

  • 蒸着

  • 殺菌(大気中)

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電子ビーム技術
 

  • 溶解、接合、微細加工

  • 蒸着

  • 殺菌(大気中)

Fraunhofer FEP の代表的成膜技術

1.超高速プラズマ活性化蒸着法

食品包装の透明ガスバリアAlOx 膜形成用として実用化された。1ガン当たり200Aのイオン電流のプラズマガンを15台並べた2.8m幅のリニアプラズマ源と真空蒸着を組み合わせた技術である。

 

2.超高速アークプラズマCVD法

上記のリニアプラズマ源をプラズマCVDに応用した方法で、超高速でSiOx膜などを形成できる。

 

3.高速パルススパッタ成膜法

光学部品、センサー、窓ガラス、プラスチックフィルム、金属フォイルや金属板など、様々な基材に酸化膜や窒化膜を高速で形成する技術であり、スパッタカソード、矩形波パルス電源、プロセス制御システムで構成される。

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Fraunhofer FEP の技術応用分野

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鈴木 巧一 工学博士

フラウンホーファーFEP 日本代表
株式会社サーフテックトランスナショナル 代表取締役社長
イノベーションヒルズ株式会社 取締役 国際技術移転ディレクター
一般社団法人光融合技術協会 副執行理事

東北大学工学部工学研究科金属加工修了(修士号取得)
Loughborough University of Technology(英国)Department of Physics “Ion plating for optical coatings”でPh.D.取得

1976年~92年は旭硝子㈱中央研究所にてガラスの表面処理の研究開発および建築、自動車、デイスプレイ用途で基礎から生産技術、商品開発まで担当。92年~96年はベルギーの旭硝子子会社、Glaverbel社(欧州3番手の板ガラスメーカー)に技術アドバイザーとして駐在。1998年に㈱サーフテックトランスナショナル設立、代表取締役社長に就任。同時にフラウンホーファーFEP日本代表に就任。以来、表面処理技術分野における欧州研究所と日本企業の間の技術協力の推進・調整などの国際技術移転を主な事業として活動中。2019年からイノベーションヒルズ株式会社取締役に就任。
 

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